ネットフリックスで配信中の日本ドラマ「御手洗家、炎上する」を見ましたのでネタバレありの感想です。同名の漫画がドラマ化。全8話のミニシリーズとしてネットフリックスに登場しました。主演は永野芽郁、憎むべき相手役は鈴木京香が演じます。
ネットフリックス「御手洗家、炎上する」ネタバレ 感想
「御手洗家、炎上する」 正直、復讐モノとしては物足りなかったです
復讐モノは「ザ・グローリー」で一段レベルが上った感があり、ドキツイ復讐を期待してたんですけど
ストーリーが進むに連れて憎むべき相手だった、真希子がまあそうでもなかったというところが原因ですかねー
真希子さ、結構自分で努力してたんですよね。家を乗っ取りやがって、ママの服パクって最悪だなっていう見せ方だったのですが
まず、そもそも子連れで再婚できる魅力があったってとこですよね。
みっちーのそばにいて、ラッキーで結婚できたとか、騙されて結婚したわけでは決してなく。
そして結婚した後も、病院の経営に関わりつつインフルエンサーとして名声を集め活躍
家は放っておきがちだけど、息子2人を夫の経済的な協力以外はほぼなしで育て上げたと(1人は失敗してヒキになっちゃいましたが)
と、まあ結構すごいよね。こんな頑張ってんだなっていうのが悪役として描かれつつも伝わってくるわけです
そんな真希子を憎むべきだとターゲットされても、なかなか共感できなかったなーという感じです。真希子なりの正義と努力で上り詰めたわけなのよね。
なのでおめーの放火のせいで一家離散、だけじゃなくパパと再婚するとかゆるさん!!みたいな気持ちは最初は共感できたけどその後はうむむむ・・・真希子そんなわりーやつか?窃盗は犯罪やけどもーーって感じでした
「御手洗家、炎上する」犯人は弟でした
もちろん、無実じゃなく、息子をかばうための嘘だったわけですが。
息子が火事の原因だけどラストに判明
これはまったく分からなかった、かつ最初から出てたキャラが犯人というサスペンスドラマのルールもちゃんと守ってくれていて好感
火事の原因も、うまそうな人の家のご飯勝手に温めてみました。と、ほんとに夕方のニュースになりそうな展開だったのも面白かったです。
ただ、真希子も子どもたちもだけど、自分たちが燃やした家の後に建った家に堂々と暮らすのもそうだし
みっちーをパパにして養分吸い取り続けるあたりが家族3人ともサイコだなーって
罪悪感に耐えきれず、発狂しそうだけどな、特に火事の原因となった息子は
文句を言いつつも、一気見した作品でした。永野芽郁って私、これまでそんなに作品お目にかかることなかったんですけど素敵な女優さんでした
鈴木京香も貧乏も成り上がりもどっちもどこか華があったし、
みっちーはいつもどおりだったな・・・